2020/09/03
引き続き新型コロナ対策
2019年、7月4日 桑田歯科の歯科衛生士2名が、
オーラルケア社の主催する、スェーデン型プラークコントロールの実践セミナーに参加しました。
桑田歯科は、お口の健康を守る事により、患者様により健康で 上質な人生をサポートする予防歯科に力
を入れています。歯周病やむし歯を予防するためには、患者様自身の毎日の適切な口腔ケア(セルフケア)
と、歯科医院で行う定期的なケア(プロフェッショナルケア)が欠かせません。原因の一つである、病原
性の歯垢(プラーク)を効率的に取り除くために、歯磨き道具や、歯磨き方法が、いくつも考えられてき
ました。セルフケアを長い人生の間、諦めず、投げ出さず、良き習慣の一つとして継続したいただくため
に、良い方法はないかと私達はいつも模索しております。。今回の講習の成果を、7月25日の院内勉強会
で、発表してもらいました。
では、スェーデン型プラークコントロールってなんでしょう?
予防先進国のスェーデンで30年前から行われているお口のお
掃除の方法です。
むし歯や歯周病になりやすい所、歯ブラシだけでは磨くにくい
ところを、リスク部位と言います。スェーデン型歯磨き法は、
リスク部位からケアを始めます。使う道具は、日本では補助用
具とされている、歯間ブラシ、フロス、ワンタフトを優先的に
使うのがポイントです。桑田歯科では、講習の成果を生かして、患者さんに、こう伝えます。
まずリスク部位を、染め出しで患者様と確認します。その部分からフロスや、ワンタフトブラシで、念入り
に磨いて頂き、その後、3列歯ブラシで全体をフッ素入り歯磨き粉使用(イエテヴォリ法)で仕上げて終
わりです。
実際、むし歯や歯周病の原因となるプラークを取り除く効率は、1本の歯ブラシで同じ時間磨く方法の2
倍の効果があるのです。時間や労力がかからないため、歯磨きが負担にならず、楽しく、良い習慣になって
いきます。
予防歯科に懸命に取り組む桑田歯科では、唾液検査を導入し
て、患者様のむし歯、歯周病のリスク判定を行なっています。
ご一緒に、予防歯科を楽しみながら続けませんか?
画像は 上より、③列歯ブラシ、ワンタフト、歯間ブラシです